ドア内張り清掃その②【キャビンドア内張りはがし&分解】
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作業日:2019/10/20
走行距離:171,702km
前回はスライドドア の内張りを取り外しました。
次はキャブドア内張りの取り外しです。
まずは運転席側。
ドアハンドルの凹みの中1ヶ所、ドアポケットの握り部両端の2ヶ所のビスを外します。
スイッチユニットのカバー部は裏からビス留めされていますので後回し。
スライドドア の時と同じように、内張りの上側から内張り剥がしをグリグリ突っ込んで、てこの原理でバコッとクリップを外します。
内張り裏の周囲に貼られた、細いスポンジテープを破いてしまうかもしれませんが、それは仕方なし。
気をつけないといけないのが、キャブドアの内張りには、色々と繋がっているものがあります。
まずはこちら↑。
ドアハンドル裏のロッドを外します。
黄色い樹脂製ジョイントを…
ドア側に90度起こして、ロッドから外します。
ロッドを上方向に引き抜いて、ビニールカバーの切り欠き部にでも引っ掛けておきます。
これでドアハンドルが内張りから外れます。
次に窓の集中スイッチ裏のコネクターを外します。
下側にストッパーがあるので、ストッパーを押し込みながら、コネクターを車両の前方向に引っ張り外します。
コネクターはこの向きで、窓の開閉ユニットの裏側に、前から後ろに向かって刺さっています。
ストッパーが下側についています。
後は残りのクリップをバコバコと外していけば、内張りがドアから分離できます。
内張りが分離できれば、内張りの裏側の黒いビスを全部外すと、ドアポケットやスピーカーカバー、窓の集中スイッチカバーが外れます。
スイッチ上部のカバーはスイッチユニット自体にネジ止めされているので、前後にあるネジを抜いて分離させます。
スイッチユニットの方は、ウエスや綿棒などで詰まったほこりを取り除きます。
カバー類は、他と同様水洗いに回します。
余談ですがケンウッドのスピーカーが付いてました。
以前のオーナーが付け替えたんでしょうか。
それともワゴンモデルだけにこういう純正仕様もあるんでしょうか。
どちらにせよ、オーディオ関連でお金をかける気は全くなかったので、自分的には得した気分で嬉しいです。
内張りの裏側の様子と取り外した付属品です。
ドアノブはスプリングが面倒くさそうなので、分解はやめておきました。
次は助手席側です。
運転席側同様、ドア開閉ハンドルの凹みの中の1ヶ所と、ドアポケットの握り部に2ヶ所あるタッピングビスを外します。
スピーカーのカバー、ドアポケット、窓の開閉スイッチは内張りの裏側からネジ止めされているので、内張りに付けたまま、まずは内張り上側のクリップを外し、上辺を浮かします。
これも出来るだけクリップに近い位置に指か内張り剥がしを差し込み、エイッとやります。
浮かした隙間から、窓の上下スイッチの配線が見えるので、スイッチ裏のコネクターを車両床方向に抜きます。
ドアの開閉ハンドルに繋がっているロッドを外します。
ハンドル側の白い樹脂製のジョイントを90度開いて、ロッドを上方向に抜き、ドアのビニールに引っ掛けておきます。
裏のロッドを外すと、ドアハンドルがポロッと取れます。
外した内張り。
赤マルの黒いビスを抜くと、ドアポケットやスピーカーカバーを外せます。
クリップを入れるホールが折れて破れています。
以前のオーナーが作業した時に破損してしまったのでしょう。
強度的に弱い素材なので仕方ありません。
いずれ補強しようと思います。
窓の上下スイッチは、両脇に銀色の金属製の引っ掛けがありますので、ユニット側に押し込むと内張りの表側にポロッと外れます。
スライドドア内張りの表皮は接着剤のみで貼り付けられていましたが、キャブドアは接着剤+タッカー留めでした。
ドアポケット握り部の裏のビスを外して、把手裏側を外します。
その③に続く。