純正エキマニ交換
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作業日:2019/09/01
走行距離:171362km
平成12年式スバルサンバー(ディアスワゴン・クラシック)GF-TW1のエキマニを、純正中古品に交換しました。
古いサンバーでは定番の損傷だそうで、4番のパイプと集合の付け根のあたりにクラックが入り、排気漏れを起こしている状態でした。
ディーラーの見積書を見てみると、新品の純正エキマニが24000円。
さすがに今のこの車にそこまで奢れないので、ネットオークションで同年式の漏れなし中古品を落札して、交換しました。
外見上はそこそこイイ感じのエキマニです。
裏側にO2センサーもついています。
ちなみに高年式のサンバーは、ここのO2センサーが4極のものに変わっているそうですが、GF-TW1は1極タイプのものです。
いつ頃変わったのかはよく分かりません。
エキマニの中を覗いてみると、カーボンも結構こびりついている気がします。
他と比較したことがないのでよくわかりませんが、真っ黒なのは確かです。
本来ならこの辺を綺麗にしてから交換作業をしたかったのですが、諸事情で急いでいたので、今回はこのまま取り付けました。
後日、時間があるときにでももう一度取り外して、きれいにしてみたいと思います。
では作業開始です。
(※作業性向上のため、リアバンパーは取り外し、ジャッキで車体を持ち上げて、リジットラックを掛けてます。)
まずエキマニを覆っている遮熱板を取り外し。
この年式の遮熱板は、ボルト7点留めです。
あっちこっちに亀裂が入っていて、さらに裏側の断熱材?の紙粘土みたいな素材がボロボロです。
見にくいですが、矢印のところにO2センサーのカプラーがありますので、これを引っこ抜きます。
本来なら、エキマニからも取り外して、新規のエキマニに取り付けないとなんですが、今回の新規エキマニはO2センサー付きなので、O2センサーごと取り替えちゃいます。
これも年式によって違っているようですが、12年式はボルト7本(赤矢印)で止まっています。
幸運なことに動きは渋いものの、固着はありませんでした。
その後左側のフロントパイプと繋がっているナット(青矢印)を外します。
こちらも固着無し。
次にエンジン側のボルトを7本外します。
見ればわかるとは思いますが、手前側(赤矢印)が4本、奥側(青矢印)が3本のボルトで止まっています。
固着もなく、割とすんなりと外れて良かった…。
いちばん左のパイプの合流部分に、バンパー側からエンジン側までクルッとクラックが入ってしまっていました。
新旧の比較です。
部品番号:14012KA212(平成12年式)
部品名:マニホルド コンプリート,エキゾースト
写真上が新規(中古品)で下が破損エキマニ。
純正エキマニ交換の注意点として、↑の写真の赤マルで囲ったボルト穴。
いつ頃からかは分かりませんが、年式が新しくなると、このボルト穴の位置が若干変わっていて、ガスケットを含め互換性がなくなります。
ちなみにエンジン側のガスケットは今回は再利用。
部品番号:14043KA020
部品名:ガスケット コンプリート,エキゾースト マニホルド
↑はエキマニとフロントマフラーの間のガスケット。
純正です。
品番は44022TA000
部品名:ガスケット,エキゾースト パイプ センタ
逆の手順で組み上げてから、エンジンをかけて排気漏れのチェック。
うん、どうやら排気漏れもなさそうで、交換完了。