タペットカバーガスケット交換
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作業日:2019/09/01
走行距離:171,362km
今回はタペットカバーガスケットを交換します。
タペットカバー(ロッカーカバー)とはエンジン最上部の蓋(エンジンオイルの注入口の黄色いキャップが付いているパーツ)のことで、これとその下のシリンダーヘッド部との接合面に入っているゴムパッキンを交換してやります。
少なくともスバル製T系(K系もかな?)サンバーはエンジンを寝かせて設置していることもあり、この場所からのオイル漏れも結構多いみたいです。
例にもれず、ウチのサンバーさんも若干お漏らししているようなので、修理していきます。
エンジンオイル交換やらエキマニ交換やらいろんな作業と一緒に続けてやってるんで、時間が無くて写真も使いまわしや、そもそもの写真が無かったりしますがご容赦を。
では。
まずタペットカバーの上から伸びているブローバイホースを外します。
クリップをホース上方にずらして、ホースを抜き取ります。
ホース自体が硬くなっていて、とっても抜きにくい状態でした。
しかもホースが、元から裂けていたのか、今回の作業で裂けたのか分かりませんが、こんな(↑)状態に…
近いうちに交換ですね。
今回は大野ゴムさんの社外製同等品。
なんせ安い。
・タペットカバーG/K
純正品番:13294KA210 ×1個
・タペットカバーOリング
純正品番:8069 11040 ×6個
プラグを前部抜いて、(なんて言うか分かりませんが)プラグコードのホルダー?も外します。
青マルのロッカーカバーボルトと緑マルのアース線を外します。
ボルト類を全部外せたら、カバーの端をプラスチックハンマーでコンコンッと軽く小突いてやると、カバー自体がガバっと外せます。
じゃ~ん、ご開帳~。
カバーを外した状態。
エンジン下側はこびりついたスラッジ等はそんなにですが、上側がかなり酷そうな感じです。
だいぶ、汚いな…。
これもおいおい、どうにかせねば…。
いろんなところが真っ黒です。
古いガスケットをペリペリ剥がし、ガスケットがはまる溝をサラッと綺麗にしてから(あんまり綺麗になっていないのはヒミツ)、新しいガスケットをはめ込んでいきます。
ガスケットは所々太くなっているところがありますので、その部分をしっかりとはめ込んでいけば、ガスケット自体がポロッとすることはありません。
ガスケットをはめ込んだら、角の部分に液状ガスケットを盛ります。
写真の反対側の角も同様に。
後は逆手順で組んでいくだけです。
ロッカーカバーボルト締め付けトルク:7±0.5N・m(整備解説書)
そうそう、写真を撮り忘れてしまいましたが、タペットカバーの頭の6つのボルト穴に、それぞれゴムパッキンがはまっていますので、この交換もお忘れなく。
新品タペットカバーガスケットとセットになって袋に入っています。
組んだあと、しばらく液状ガスケットがある程度固まるまで放置してからエンジンをかけてみました。
タペットカバー周辺からのオイルの滲みなどはなさそうです。
よかった、よかった。
以上で作業終了です。