ワイパーアーム塗装
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作業日:2019/09/07
走行距離:171,388km
今回は前から気になってた、ウチのサンバーさん(ディアスワゴンクラシック )の、錆々のワイパーアームを綺麗にしてみたいと思います。
見てのとおり、だいぶんやられています。
塗膜が剥がれて錆が浮いて来ています。
ブレードとの結合部もサビサビです。
なのでワイパーアームを取り外して、錆を落とし、塗装でパッと見を綺麗にしてみようと思っています。
さて作業の開始です。
まずはワイパーアームの付け根のキャップを外します。
ちょうど細いマイナスドライバーが突っ込めるくぼみがありますので、そこにマイナスドライバーを突っ込んで、軽くコジるとポコッとキャップが外れます。
12mmのボルトが出て来ますので…
ボルトを外します。
このボルトを外してアームを掴んで揺すると、アームが外れます…ってどこかのブログに書いてあったのですが、ウチのは外れませんでした。
ボディがボコボコ言うくらいまで引っ張りましたがダメです。
これ以上揺すって別のところが壊れても嫌なので、力技ですが、ベアリングプーラーで無理矢理引っ張ってみました。
内掛け型のベアリングプーラーなので本来の使い方ではありませんが、仕方なし。
すると、ボコッという音とともにようやく外れてくれました。
錆びで固着してしまっていたんですね。
赤マルの錆が出ているところにワイパーアームが噛み合ってるのですが、若干テーパーが付いているので、本来的にはボルトを外せば、アームが簡単に外れてもいいはずです。
焼け石に水かもですが、真鍮ブラシで擦ってサビ取りしておきます。
取り付けの時に固着防止用のグリスを塗ってもいいかもです。
今回使う塗料は家に余っていたラベンの耐熱塗料のツヤ消しブラック。
学生時代にオフ車のチャンバーを塗ったヤツです。
もう古いモノ(それこそ20年以上の放置物件)になるので、使い切ってしまいたかったのですが、なかなか耐熱塗装することが無くて、今まで放置していました。
この耐熱塗料は塗装後150〜200℃で加熱して塗膜を硬化させる必要があるらしいことが塗ってしまった後になって判明しました。
加熱すれば600℃の高温に耐えるワイパーアーム塗装面の出来上がりです(笑)
取り外したワイパーアームの錆を、真鍮ブラシやサンドペーパーで大体削り落とした後、パーツクリーナーで脱脂して、ダンボールの下敷きの上に寝かせます。
ワイパーアームの裏側にも錆が出ていましたが、そこそこ強いスプリングがついていたので手入れ困難と判断して、見なかったことにしました(笑)
塗装のイロハで言えば、古い塗装を全部剥がして脱脂した後、さらに細かいサンドペーパーで表面を荒らしてから色をつけるのがセオリーですが、今回は省略。
そんなに目立つ部品でもありませんし、剥がれたらすぐに塗りなおせますので。
先ほどのスプレーで塗装していきます。
垂れてダマにならないように薄めに何度も塗り重ねていきます。
裏側もちゃんと塗って、しっかりと乾燥させました。
ヒートガンで炙ってやろうかとも思いましたが、特にベタつく部分もありませんでしたので、そのまま取り付けることにしました。
外した時と逆の手順で取り付けます。
ワイパーをテーパー部に取り付ける時、自分はある程度の手応えというか、ストンッというハメた感があると思っていて、それが感じられなかった為に、やたらと押したり叩いたりしてしまいましたが、考えればテーパー同士をはめ合わせるだけなので、テーパーの上にアームの穴を合わせるだけでよかったのでした。
取り外す時にちゃんと角度を見ていなかったので、これくらいかなという感覚で取り付けました。
それなりにいい感じに綺麗に見えませんか?
少なくともサビサビよりはマシな気がします。
今後、焼き入れしていない塗膜がどれだけ耐久性があるのかが不安要素ではありますが、剥げた時はまた塗り直します。
以上で作業終了です。
追記
今回塗り替えたワイパーですが、綺麗になったワイパーに満足してたら今度はワイパーの作動音が気になりだしました。
ウィーンウィーンっていう音が結構大きいんですよね。
これがデフォルトなのかどうなのか分かりませんが、色々調べてみて、普通じゃないならまた後日、手を入れてみたいと思います。
終わり。