たちごけworks

スバル・サンバーいじりがメインの、にわかメカ好きブログ


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ハザード増設/デフォッガー&AT POWER移設 その①


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作業日 2020/09/06

走行距離 173,362km

 

※記事が長文になってしまいましたので、ふたつに分けました。

 

本記事の内容は、準備作業である、エアバッグ取り外し~コンビネーションスイッチのコネクターを外すところまでになります。

 

スイッチ類の増設移設そのものの作業はその②↓へどうぞ

 

tachigoke-works.hatenablog.com

 

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今回は6代目サンバーの初期型では定番とも言える、ハザードスイッチの増設と、それに伴うデフォッガースイッチ、AT POWERスイッチの移設の作業です。

 

前々からやりたい、やりたいと思っていた作業ですが、電気系の作業であること、ハンドルや何やを外して、結構大掛かりな作業になることで、やりたい気持ちと面倒くさい気持ちとがせめぎ合って、なかなか作業に着手できませんでした。

 

でも運転していて、何度かこの使いにくいハザードを使わないといけない場面があって、やっぱり使いにくさを実感したので、ようやく重い腰を上げた次第です。

 

では作業開始!

 

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まず、今回はハンドルを外す(=エアバッグを外す)作業がありますので、バッテリーのマイナス端子を外して、通電をカットします。

 

バッテリーの場所は今さらですが、TW系サンバーは助手席の下です。

 

バッテリーへのアクセスはこちら↓

tachigoke-works.hatenablog.com

 

バッテリーのマイナス端子を外せば、次に車体に残った電気を飛ばします。

 

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エンジンキーをACCかONの位置まで回し…

 

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ライトやハザードをオンにして、Youtube動画を数本見ながら数分間放置しておきます。

 

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今回はこのAT POWERスイッチやリアデフォッガースイッチが取り付けられている位置に増設ハザードスイッチを取り付け、前述の二つのスイッチをハンドル右側の空きスロットに持っていく予定です。

 

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電気を飛ばしている間に、オーディオの枠を外してオーディオを取っ払います。

 

新しい車体なら内張り剥がしで端を起こすと、すぐ外れます。

 

自分の個体は、何度も付けて外してしていますので、良くも悪くも手で簡単に外れてしまいます。

 

オーディオの取り外しはこちら

 

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さて、(目で見て確認できるわけではないですが)車体の電気を飛ばせたら、↑の赤マルの5つのタッピングの⊕ネジを外します。

 

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タッピングネジが外れたら、ハンドルコラムカバーの手前側が外れます。

 

必須ではありませんが、↑の赤マルのネジを外して、コラムカバー手前側を分離しておきます。

 

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足元のエアコンダクト外します。

 

ダクト奥のステアリングシャフトに噛ませてある部分と、赤マル部分のダクトの接合部は手で引っ張ると外せますので、これも車体から分離させます。

 

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ハンドル基部の左右にエアバッグステアリングホイールパッド)を止めるトルクスネジがはまっています。

 

外すのにT30サイズのトルクスレンチが必要になります。

 

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トルクスネジを外すとエアバッグを浮かせることができますが、まだコードでつながっています。

 

黄色と緑の、大きい方のコネクターを外すか、白と黄色の小さい方のコネクターを外すかすると、エアバッグを完全に分離できます。

 

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大きい方のコネクターは、ミドリのレバーを端までスライドさせるととれるようになっていました。

 

ただ、端までスライドさせるのは、何かコツのようなものがいるようで、外すのに割と時間がかかってしまいました。

 

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小さい方のコネクターは簡単で、矢印の位置辺りに千枚通しやピックツールのようなとがったものを軽く差し込んで、手前に引くだけです。

 

板状のストッパー(黄色の部分)が外れて、コネクターは簡単に分離します。

 

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次にハンドルのセンターの17mmのナットを外します。

 

これはハンドルの位置がセンターだと、ナットに力が加えられないので…

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自分はハンドルを右に切り、ハンドルロックを掛けました。

 

このナットはそこそこのトルクで締められていたようで、バキッという音とともに緩みました。

 

規定トルク:44±5N・m

 

このナットは、完全に外さず、外れる直前でかつネジ山がしっかりとかみ合っている場所で一旦止めておきます。

 

「ハンドルは嵌合がキツくて、なかなか外れない」そうで、ハンドルを外すのに専用の工具(ステアリングプーラー)などもあります。

 

専用の工具があれば、スムーズに外せるのでしょうが、それが無い場合は当然、力技になります。

 

大きな力でハンドルを引っ張り、外れた瞬間、勢い余って自分が引っ張っていたハンドルで自分の顔面を強打する、なんていう話はあるあるのようですね。

 

それを防止するために、ナットをストッパーとして使うのです。

 

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ナットが緩んだらエンジンキーをキーシリンダーに差し込んで回し、ハンドルを少し右に回して、ハンドルロックを解除して、ハンドルをセンターに戻します。

 

そしてステアリングシャフトとハンドルにマーキング。

 

噛み合わせ付近が一段凹んでるので正確なマーキングがしにくいです。

 

マーキングが済めば先ほどのナットを、シャフトのエンド付近に取り付けます。

 

ようやくハンドルを取り外しにかかりますが、自分はステアリングプーラーなんて持ってないので、力技です。

 

ハンドルを左右から掴み、数回、左右交互に前後に押し引きしてみたら、自分のハンドルはあっけないくらい簡単に外れました。

 

 

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ステアリングシャフトに残したナットを外し、ハンドルを取り除いたら、今度はステアリングコラムをシャーシから浮かせます。

 

↑の赤マルと左右反対側の矢印の部分にある、計4本のボルトを取り外します。

 

規定トルク:24.5±5N・m

 

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 ボルトを4つ外すと↑の様にコラムが手前に倒れてきますので、コラムカバーの上側を外します。

 

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コンビネーションスイッチ(ウインカーとワイパーのレバーが付いたかたまり)の右下にあるコネクターを外します。

 

これもエアバッグを外した時と同様に

 

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矢印の位置に千枚通しやピックツールなどを押し込んで手前に引っ張るだけで、プレートが外れてコレクターは簡単に外れます。

 

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コンビネーションスイッチの奥の方にあるビスふたつを外します。

 

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ここまで来てようやくコンビネーションスイッチを手前に浮かすことができます。

 

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↑の赤マルで囲ったコネクターを外します。

 

作業がしにくければ、外したコネクタを辿っていくとすぐのところにある黒い樹脂製のバンドを外します。

 

 

 

 

中途半端で申し訳ありませんが、長くなりましたので記事をふたつに分けました。

 

続きはその②↓でよろしくお願いします。

tachigoke-works.hatenablog.com


読んでいただければ幸いです。

 

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