たちごけworks

スバル・サンバーいじりがメインの、にわかメカ好きブログ


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簡易型電圧計の設置


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作業日:2019/10/13

走行距離:171,641km

 

サンバーさんがウチに来てすぐ、出先でオルタネーター故障→バッテリー上がりで、台車に積まれて帰ってきたことを、以前の記事で書きました。

 

それ以降、バッテリーの電圧管理ができないのが不安で仕方ありませんでした。

 

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と言うことで、それ以来バッテリー電圧を可視化するため、安くて良いアイテムはないものかと思っていたのですが、ようやく購入に至りました。

 

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 ACEYOONというメーカーで中国製だと思うんですが、評価も悪くなく、シガーソケットに直挿し、その上高速USBポートが2口備えられています。

 

サンバーさんはシガーソケットの位置が位置なので、運転しながら見るには角度的にツラいのですが、いくら電圧管理したいと言っても運転中に常に監視しなきゃいけないものでもありませんので、こんなので十分だと思います。

 

他にも、シガーソケットから電源を取り、コードで繋いでメーターパネル周辺に表示部ユニットを持ってくるような仕様の商品もあったのですが、それだとUSBが使えないし、あまり運転席付近にコードを這わしたくもなかったので、これに決めました。

 

後はどれだけ正確なのかです。

 

バッテリーにテスターを当て、表示の差を見てみます。

 

まずはエンジン始動前。

 

テスターをバッテリーに直接繋ぎ、エンジンキーは電圧計を作動させるために、1段階捻って、ACCオンで測定します。

 

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画像ではちょっと見にくいですが、テスターは13.51V、その時の電圧計の数値は…13.4Vを指しています。

 

…なんかやたら電圧高いですね。

 

普段のバッテリー電圧は12 V前後くらいなんですけどね。

 

まあ今回は、簡易型電圧計がどれだけ正確なのかを検証するのが目的なので、バッテリー単体の電圧が高すぎる件はとりあえず置いときます。

 

そもそも測定範囲の桁数が違うので、正確な比較はできないんですが、ACCオンの状態ではバッテリー直接の数値と簡易型電圧計の数値でその差が最小0.02〜最大0.11Vの範囲で低い数値が出ています。

 

次にエンジン始動後、オルタネーター 作動中の数値を測定します。

 

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バッテリー直接の数値は14.47Vに対して、電圧計の方は14.4V。

 

こちらは最小誤差0〜最大0.07V(プラス誤差・マイナス誤差含む)の差があります。

 

まとめるとエンジン(オルタネーター )始動前・始動後それぞれの、バッテリーそのものと電圧計の測定誤差が、0.02〜0.11Vと0.00〜0.07Vの範囲。

 

可能性としていちばん大きな差は、エンジン停止時の0.11という推定値。

 

差があると言えばありますが、数V単位の差があるわけでもなく、差がどれだけあるか分かっていれば、電圧計を見てだいたいの現在数値が把握できます。

 

大陸製と侮っていましたが、意外と電圧管理の目安としては十分機能してくれそうです。

 

ちなみに根本的なことですが、テスターと簡易型電圧計のどちらが正確なのか、という問題もなきにしもあらず。

 

当然テスターの方が正確だと思いたいのですが、これも安物の中華製。

 

新品乾電池を測るとだいたい1.5V測定できていたので、そこそこ正確とは思うのですが…。

 

本日はこれまで。

 

 

 

 

 

 

 

 


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