シガーソケット分解清掃
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作業日:2020/07/13
走行距離:172,889㎞
以前に、遠出した時にオルタネーターの故障で難儀した経験から、バッテリーの電圧監視をしていないと不安を覚えるので、簡易的な電圧計を取り付けました~という記事を投稿しました。
↑こんなやつです。
こ奴が最近どうも調子がよくありません。
エンジン始動時には14V台のそれなりの数値を示すのですが、しばらく走行していると、エンジン稼働中にもかかわらず、12V台に下がってみたかと思うとまた14V台まで戻る。
かと思うと、表示が消えてしまったり、また点いたり。
やはり中華クオリティか…と思いながらも、しばらく様子を見ていましたが、表示は安定せず。
これでは逆に不安を煽られてしまいます。
精神安定上よろしくないので、取り外していました。
で、先日バッテリーを上げて再充電していた時、ふと、「ひょっとしてシガーソケットの接触不良なんじゃないだろうか」と思い始めてシガーソケットの内部を覗いてみました。
じゃ~ん、なかなかにサビサビでした。
これはちょっと綺麗にしてやる値打ちはありそうだな~ということで、今回はシガーソケットの分解清掃をやってみることにしました。
↑の画像はサンバーのシガーソケットの位置をしたから覗き込んだ様子です。
シガーソケットのお尻にあるプラスのコードと、下側にあるマイナスコードを引っこ抜きます。
ちなみにシガーソケット裏にかましているエレクトロタップは、前オーナー時代に取り付けられたETCカードリーダにつながっています。
コードを取り外せば、マイナス端子が生えている部分を、車体前方に向いて時計回り(だったはず)に回すと、マイナス端子が付いた外側の筒が外れます。
が、自分の個体はサビの固着でなかなか回らず、マイナス端子の根本の壊れなさそうなところを、マイナスドライバーとハンマーで軽くぶっ叩いて、ようやく回りました。
外側の筒が外れると、プラス端子のついた内側の部分はコンソールパネルから抜き出すだけです。
プラス側の内側の惨状です。
プラスの接点がサビサビです。
さすがにこれでは電気は通りません。
プラス側はお尻の端子のところにあるナットを回して、さらに細かく分解し、錆びているところを真鍮ブラシでゴシゴシ(写真を撮るのを忘れました)。
綺麗にしてからきっちり組立ます。
マイナス側の内側です。
何か分からない泥のようなものがたくさん付着しています。
古い車なんで錆は理解できますが、「泥」ってなんで?
こんなところに泥って入るの?
意味が分かりません(笑)
ここは主に汚れなので、パーツクリーナーとナイロンブラシでゴシゴシ。
めちゃくちゃ綺麗になりました。
ここまでやって、もし通電が不安定ならその時は諦めてシガーソケットを買い替えます。
外した時と逆の手順でシガーソケットを取り付け、壊れたと思って取り外していた中華製の簡易型電圧計を再度シガーソケットにセットして、近所を数キロ走ってみました。
うん、しっかりと安定作動しています。
電圧計の作動不良は、シガーソケットの錆や汚れによる通電不良が原因だったと判明しました。
シガーソケットから電源を取るアクセサリーの挙動がイマイチ怪しい、とお思いの方は一度試してみてもいいかもです。
それにしてもこの車の今までのオーナー達は、乗用ワゴンでどんなところを走っていたのやら(笑)