たちごけworks

スバル・サンバーいじりがメインの、にわかメカ好きブログ


スポンサードリンク

シガーソケット分解清掃


スポンサードリンク

作業日:2020/07/13

走行距離:172,889㎞

 

以前に、遠出した時にオルタネーターの故障で難儀した経験から、バッテリーの電圧監視をしていないと不安を覚えるので、簡易的な電圧計を取り付けました~という記事を投稿しました。

 

f:id:jersey_ok:20200818230351j:plain

↑こんなやつです。

 

こ奴が最近どうも調子がよくありません。

 

エンジン始動時には14V台のそれなりの数値を示すのですが、しばらく走行していると、エンジン稼働中にもかかわらず、12V台に下がってみたかと思うとまた14V台まで戻る。

 

かと思うと、表示が消えてしまったり、また点いたり。

 

やはり中華クオリティか…と思いながらも、しばらく様子を見ていましたが、表示は安定せず。

 

これでは逆に不安を煽られてしまいます。

 

精神安定上よろしくないので、取り外していました。

 

で、先日バッテリーを上げて再充電していた時、ふと、「ひょっとしてシガーソケット接触不良なんじゃないだろうか」と思い始めてシガーソケットの内部を覗いてみました。

 

f:id:jersey_ok:20200818013243j:plain

じゃ~ん、なかなかにサビサビでした。

 

これはちょっと綺麗にしてやる値打ちはありそうだな~ということで、今回はシガーソケットの分解清掃をやってみることにしました。

 

f:id:jersey_ok:20200818013252j:plain

↑の画像はサンバーのシガーソケットの位置をしたから覗き込んだ様子です。

 

シガーソケットのお尻にあるプラスのコードと、下側にあるマイナスコードを引っこ抜きます。

 

ちなみにシガーソケット裏にかましているエレクトロタップは、前オーナー時代に取り付けられたETCカードリーダにつながっています。

 

コードを取り外せば、マイナス端子が生えている部分を、車体前方に向いて時計回り(だったはず)に回すと、マイナス端子が付いた外側の筒が外れます。

 

が、自分の個体はサビの固着でなかなか回らず、マイナス端子の根本の壊れなさそうなところを、マイナスドライバーとハンマーで軽くぶっ叩いて、ようやく回りました。

 

外側の筒が外れると、プラス端子のついた内側の部分はコンソールパネルから抜き出すだけです。

 

f:id:jersey_ok:20200818013257j:plain

プラス側の内側の惨状です。

 

プラスの接点がサビサビです。

 

さすがにこれでは電気は通りません。

 

プラス側はお尻の端子のところにあるナットを回して、さらに細かく分解し、錆びているところを真鍮ブラシでゴシゴシ(写真を撮るのを忘れました)。

 

綺麗にしてからきっちり組立ます。

 

f:id:jersey_ok:20200818013307j:plain

マイナス側の内側です。

 

何か分からない泥のようなものがたくさん付着しています。

 

古い車なんで錆は理解できますが、「泥」ってなんで?

 

こんなところに泥って入るの?

 

意味が分かりません(笑)

 

ここは主に汚れなので、パーツクリーナーとナイロンブラシでゴシゴシ。

 

f:id:jersey_ok:20200818013317j:plain

めちゃくちゃ綺麗になりました。

 

ここまでやって、もし通電が不安定ならその時は諦めてシガーソケットを買い替えます。

 

外した時と逆の手順でシガーソケットを取り付け、壊れたと思って取り外していた中華製の簡易型電圧計を再度シガーソケットにセットして、近所を数キロ走ってみました。

 

うん、しっかりと安定作動しています。

 

電圧計の作動不良は、シガーソケットの錆や汚れによる通電不良が原因だったと判明しました。

 

シガーソケットから電源を取るアクセサリーの挙動がイマイチ怪しい、とお思いの方は一度試してみてもいいかもです。

 

それにしてもこの車の今までのオーナー達は、乗用ワゴンでどんなところを走っていたのやら(笑)

 

 


スポンサードリンク