ルーフ(天井)取り付け・断熱加工
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作業日:2019/10/20~数日
走行距離:171,702km
ルーフ(天井)の内張りを洗濯のために取り外したついでに、天井に断熱加工を施してみました。
とは言え、住宅用断熱材とか特別な材料を買いそろえるほどリッチではないので、定番のキャンプ用銀マット(使い古し)を使用しました。
…とその前に、ルーフの内張りを外したままの状態で、用事で近所を走る機会があったのですが、走行中に屋根と梁が当たってガランガランって音がけっこう鳴ってました。
なかなかに気になって、精神衛生上も、運転に集中できないという意味でもよくないので、ちょっとした対策を施してみたいと思います。
元々、屋根と梁の間は矢印の様に、ところどころシリコンのようなゴムのような素材が点付けされていて、一応の接着・防音?の対策は施されているようでした。
ただその素材はすでに割れていて、天井と梁が離れてしまっています。
だからタイヤがギャップを拾うたびに、天井と梁が当たってガランガランと音が鳴っていました。
ということで、銀マットをだいたい50mm×80mmくらいにカットして天井と梁の間に挟んでやりました。
ちなみにサイズ自体には意味はありません。
現物合わせってヤツです
内張り剥がしで若干隙間を作ってやり、銀マットを滑り込ませます。
通りにくいときは梁の穴からマイナスドライバーなどで押したり引いたりします。
天井の前後2本の梁の計10ヶ所に、銀マットの切れ端を挟んでやりました。
これで屋根と梁が直接当たることも無くなります。
デッドニング加工する人が良くやるように、屋根の外側の梁から遠い場所で屋根を小突いてみました。
銀マットを詰める前はゴゥン・ゴゥンという感じで割かし響いた感じの音がしていたんですが、銀マットを詰めた後はゴン・ゴンと響きがマシになってるような気がしました。
さて、ようやくここからが天井断熱チャレンジとなります。
もう何か表面のビニールが浮いていて、銀色も剥げ始めている、超お古の銀マットを今回の断熱材として使用します。
銀マットの元々の大きさはだいたい2000mm×1000mmくらいになります。
ようやく屋根に銀マットを貼っていきます。
パーツクリーナーで天井を脱脂清掃した後に、セキスイ製のよく分からない(ちょっと上等そうな)両面テープを天井に貼っていきます。
けっこう無駄に使っているような気もしますが、どうなんでしょうかね。
前後2本の梁を境目に、天井の前部・中央部・後部と、梁を避けて3分割でやっていきます。
両面テープで天井に固定したら、 周囲をアルミテープで固定です。
アルミテープを使ったことにもあんまり意味はありません。
銀色だったらなんとなく断熱してくれそうだな―っていうのと、ガムテープとかだと剥がれたときが汚くなりそうだなーという、漠然とした理由でアルミテープをチョイスしました。
とりあえず、車体の左右方向は銀マットの元々のサイズを切らずに約1000mmいっぱいを使いました。
車体前後方向は梁を基準に、前はバイザーの手前の屋根のRがつくところまで、後ろは内装が入り込むスペースに入るあたりまでとりあえずは貼り付けました。
車体前部のバイザー上の部分と、屋根の横部分が銀マットでカバーできなかったので、もうひとつ銀マットを持ってきて、カバーできなかった場所用のものを、現物合わせでざっくりと作りました。
数字の単位はcm。
右前と左前で形が違うのは、右前にアンテナの引き込み口があるからです。
セキスイの両面テープが無くなったので、普通の両面テープをちょっと多めに貼り付け。
とりあえず天井全体に貼り付けました。
これで来夏の灼熱度合は少しはマシになる…と思いたい!
後は、洗濯し終わった天井の内張りを元に戻して、桟をクリップで付ければ終わりです。
と思いきや、前部の内張りがなかなかハマりません。
天井内装の先端や内装裏のスポンジ材が銀マット裏の青いスポンジ部分に食いついて、スルッとははまり込んでくれないようでした。
色々と頭をひねり、内装留めの桟を使って内張りの先端を屋根前方に落とし込みつつ、掌にゴムのついた軍手で車内側から内装を天井方向に押し上げながら、前方に押し込むという荒業を以って、何とか内張りを元に戻すことができました。
何とか元の状態に戻った、天井内張りの様子。
色々と車いじりのノウハウが蓄積されていきそうです。
桟と天井スピーカーボックスを取り付けて完全復元。
天井スピーカーボックスは片手で下から持ちながら、もう片方の手でスピーカーケーブルのコネクターを2ヶ所はめ込み、ケーブル固定のバンドを絞めた後、ボックス自体を頭と片手で支え、もう一方の手を伸ばしてカバー付きのネジ4本を留める、というこちらもそこそこの力技が必要でした。
今回の作業は、労力と作業時間の割に結果がすぐに見えてこないという、なかなかにドMな作業ですが、この作業をした!という達成感は大いに感じられる、と言うかそこしかポイントがない作業でした。
サンバーさんに対する愛の度合いを試される作業だと思いました。
自分は…愛が日上がりそうで危なかった(笑)
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ガチの人たちはこんなの(↑)使ったりするんだろうか…。
今回はこれで作業終了です。